喪主・遺族向け

直葬・火葬式が安い葬儀社おすすめ7選【2026年最新】費用相場と注意点

公開:2026年4月7日 ・ 更新:2026年4月7日

「通夜も告別式も行わず、火葬だけで済ませたい」——近年、そんな直葬(火葬式)を選ぶ方が増えています。

直葬の費用相場はプラン料金だけなら10万〜20万円程度と、家族葬(約105万円)や一般葬(約161万円)に比べて大幅に安く済みます。しかし、「最安プラン」に飛びついた結果、安置延長や火葬料金で想定外の追加費用が発生するケースも少なくありません。

この記事では、直葬・火葬式に対応した葬儀社7社をプラン料金・含まれるサービス・安置条件・火葬料金の扱いで比較し、「本当に安い葬儀社」がどこなのかを明らかにします。

この記事でわかること

  • 直葬・火葬式が安い葬儀社7社の料金・サービス比較
  • 直葬の費用相場と内訳(何にいくらかかるか)
  • 「安いだけで選ぶと失敗する」3つの落とし穴
  • 生活保護受給者の直葬(葬祭扶助)の仕組み

※全形式を横断した比較は「葬儀社おすすめランキング10選」、家族葬に特化した比較は「家族葬おすすめ葬儀社ランキング」をご覧ください。

直葬・火葬式とは?他の形式との違い

直葬(ちょくそう)とは、通夜・告別式を行わず、ご遺体を安置した後に火葬のみを行う最もシンプルな葬儀形式です。「火葬式」と呼ばれることもありますが、内容は同じです。

形式 費用相場 通夜 告別式 火葬 所要日数
直葬・火葬式 10〜30万円 なし なし あり 1〜2日
一日葬 30〜60万円 なし あり あり 1日
家族葬 50〜150万円 あり あり あり 2日
一般葬 100〜200万円 あり あり あり 2日

直葬を選ぶ方の主な理由は、経済的な事情で費用を抑えたい、故人が「簡素な葬儀を望んでいた」、遺族が高齢で長時間の参列が難しい、宗教的な儀式にこだわらない、といったものです。

直葬・火葬式の費用相場と内訳

直葬のプラン料金(葬儀社に支払う金額)は10万〜20万円が相場です。ただし、これとは別に「火葬料金」が実費でかかるため、総額は地域によって変わります。

プラン料金に含まれるもの(一般的な内訳)

項目 目安 内容
搬送(寝台車) 1.5〜3万円 病院→安置所→火葬場の移動
安置料 1〜2万円/日 安置施設の利用料(法律上24時間以上安置が必要)
ドライアイス 0.8〜1.5万円/日 ご遺体の保全に必要
棺 3〜5万円 火葬用の棺
骨壷・骨箱 0.5〜2万円 ご遺骨を納める容器
手続き代行 含む 死亡届・火葬許可証の申請代行
枕飾り・仏具 含む場合あり プランにより含まれない(最安プランは省略されることが多い)

プラン料金に含まれないもの(実費・追加費用)

直葬で別途かかる費用に要注意

  • 火葬料金:公営0〜1万円、民営3〜9万円。首都圏の民営は特に高額(東京23区の民営:約6万円)
  • 安置日数の延長:プランの設定日数(2〜3日)を超えると1日1.1〜1.7万円が追加
  • 搬送距離の超過:プラン上限(10〜20km)を超えると追加料金
  • 僧侶のお布施:火葬時に読経を依頼する場合、3〜10万円程度
  • 遺影写真:最安プランには含まれないことが多い(追加1.5万円前後)

→ 葬儀費用の内訳と追加料金の防ぎ方を詳しく知る

直葬・火葬式が安い葬儀社7選【比較表】

「プラン料金」だけでなく、安置日数・搬送距離の含まれる範囲まで含めて比較しました。「見かけの安さ」ではなく「追加費用が出にくい実質コスト」で順位を付けています。

順位 サービス名 最安プラン(税込) 安置日数 搬送 仏具・枕飾り 特徴
1 小さなお葬式
小さな火葬式
17.6万円〜 3日分込 2回・各20km込 含む 安置・ドライアイス・仏具込で追加費用リスク低
2 よりそうお葬式
よりそう火葬式
11.8万円〜 要確認 含む 最安プランは不含 プラン最安。ただし仏具は上位プランのみ
3 やさしいお葬式 14.8万円〜 要確認 含む 含む 1級葬祭ディレクター監修。低価格でも品質担保
4 こころのお葬式 13.2万円〜 要確認 含む 含む 施行実績100万件。ディレクター在籍
5 イオンのお葬式
シンプル火葬/直葬
20.4万円〜 2〜3日分込 含む プランによる イオンカード決済可。品質管理140項目
6 安心葬儀 9.9万円〜 葬儀社による 葬儀社による 葬儀社による 紹介型。複数社の見積りを一括比較可能
7 いい葬儀 8.3万円〜 葬儀社による 葬儀社による 葬儀社による 紹介型。日本最大級の口コミ数。地域最安を検索可

※料金は資料請求割引適用後の税込価格(該当がある場合)。火葬料金は全社別途。2026年4月時点。

※安心葬儀・いい葬儀は紹介型のため、料金・サービスは紹介先の葬儀社によって異なります。

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各社の詳細レビュー

1位:小さなお葬式(小さな火葬式)— 安置・仏具込みで追加費用が出にくい

火葬式プラン価格 17.6万円〜(税込・資料請求割引後)/ 最安「小さなお別れ葬」8.9万円〜
プランに含まれるもの 棺・骨壷・搬送2回(各20km)・安置3日分・ドライアイス・枕飾り・白木位牌・お別れ用花束
含まれないもの 火葬料金・遺影写真(別途15,000円)・僧侶のお布施

小さなお葬式の「小さな火葬式」が1位の理由は、安置3日分・ドライアイス・仏具がプランに含まれている点です。直葬の追加費用で最も発生しやすい「安置延長」のリスクが低い設計になっています。

さらに安いプランとして「小さなお別れ葬」(8.9万円〜)もありますが、こちらは仏具・枕飾り・線香・白木位牌・お別れ用花束が含まれていません。無宗教で最小限のお見送りをしたい方向けです。

注意点:遺影写真はプランに含まれないため、希望する場合は15,000円の追加が必要です。また、搬送距離が各区間20kmを超えると10kmごとに5,500円が追加されます。

2位:よりそうお葬式 — プラン価格最安11.8万円〜

火葬式プラン価格 11.8万円〜(税込・最安プラン)/ 上位プラン16.4万円〜
最安プランに含まれるもの 棺・骨壷・搬送・安置・ドライアイス
最安プランに含まれないもの 枕飾り・線香・白木位牌・お別れ用花束・遺影写真・火葬料金

プラン価格だけを見ればよりそうお葬式が業界最安です。しかし、11.8万円の最安プランには仏具・枕飾り・線香などが含まれていません。僧侶による読経を希望する場合や、仏式でのお見送りを考えている場合は、上位プラン(16.4万円〜)を選ぶ必要があります。

注意点:「最安11.8万円」は仏具なしの必要最低限プランです。小さなお葬式の「小さな火葬式」(17.6万円)と比較する際は、含まれるサービスの差を必ず確認してください。仏具を追加するとほぼ同額になります。

3位:やさしいお葬式 — ディレクター監修の安心品質

火葬式プラン14.8万円〜(税込)。厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが監修しており、「安い=品質が低い」という不安を払拭する設計になっています。低価格帯でありながら仏具が含まれている点が強みです。

4位:こころのお葬式 — 100万件の施行実績

火葬式プラン13.2万円〜(税込)。施行実績100万件のノウハウを持ち、経験豊富なスタッフが対応。価格と実績のバランスが取れたサービスです。全国対応。

5位:イオンのお葬式 — 大手の信頼感とカード決済

直葬プラン20.4万円〜(税込・資料請求割引後)。プラン価格は最安ではありませんが、イオン独自の140項目の品質管理基準で提携葬儀社を管理しています。イオンカードで一括決済でき、WAONポイントも貯まります。「そなえ割」(会員制度)加入後2年以上で大幅割引も適用されるため、事前準備ができる方にはお得です。

6位:安心葬儀 — 複数社を一括比較して最安を探す

自社プランは持たず、全国20,000件以上の葬儀社から最安の直葬プランを探せる紹介型サービスです。最安9.9万円からの葬儀社を提案可能。「地域で最も安い直葬プランを見つけたい」という方に最適。ただし紹介先の葬儀社によってサービス内容が異なるため、見積り段階で含まれるサービスを必ず確認しましょう。

7位:いい葬儀 — 口コミで実態を確認してから選べる

鎌倉新書運営の日本最大級の葬儀情報ポータル。東京都の火葬式は最安8.3万円からの葬儀社情報が掲載されています。口コミ件数が圧倒的に多いため、実際の利用者の声を参考に選べる点が最大の強み。24時間365日のオペレーター対応で急な依頼にも対応しています。

「安いだけで選ぶと失敗する」直葬の3つの落とし穴

直葬は葬儀形式の中で最もシンプルですが、だからこそ「想定外の追加費用」が発生しやすい面もあります。以下の3つを事前に知っておけば、後悔を防げます。

落とし穴①:安置場所が確保できず追加料金が膨らむ

法律上、死後24時間は火葬できません。そのため最低でも1日は安置が必要ですが、火葬場の空き状況によっては2〜3日待つことも珍しくありません。特に冬場の関東(12〜2月)は火葬場が混み合い、3〜5日待ちになるケースもあります。

プランの安置日数が2日分しか含まれていない場合、超過分は1日あたり11,000〜16,500円(税込)が追加されます。3日超過すれば3〜5万円の追加——「最安プラン」を選んだ意味がなくなってしまいます。

対策:安置日数が「3日分以上」含まれているプランを選ぶか、安置日数無制限の葬儀社を選びましょう。

落とし穴②:火葬場の料金差を見落とす

火葬料金は葬儀社のプラン料金に含まれないのが一般的です。そして公営か民営かで金額が大きく異なります。

火葬場の種類 料金目安 備考
公営(住民) 無料〜1万円 故人or喪主の住民票がある自治体の火葬場
公営(市外利用) 3〜10万円 住民以外が利用する場合は割高
民営 5〜9万円 東京23区は民営が多く、約6万円が相場

対策:見積りの際に「火葬料金込みの総額」を確認しましょう。公営火葬場が利用できる地域なら、総額を大幅に抑えられます。

落とし穴③:「最安プラン」に含まれないものが多い

11万円台や8万円台の最安プランは、枕飾り・線香・白木位牌・お別れ用花束・遺影写真などが含まれていないことが多いです。「仏式で最低限のお見送りをしたい」場合は、これらを追加すると結局16〜18万円になり、最初から仏具込みのプランと変わらない金額になります。

対策:「プラン料金」ではなく「必要なサービスを含めた総額」で比較しましょう。無宗教で本当に最小限でよい場合のみ、最安プランが有効です。

直葬を選ぶ前に知っておくべきこと

菩提寺がある場合は必ず事前相談

檀家になっているお寺(菩提寺)がある場合、直葬を選ぶと「葬儀をしないのは認められない」「納骨を受け付けられない」と言われるケースがあります。菩提寺との関係を維持したい場合は、必ず事前に相談してください。

後日の「お別れ会」「偲ぶ会」を検討する

直葬は費用を抑えられる反面、「故人との最後のお別れが十分にできなかった」という心理的な後悔が残ることがあります。火葬後に改めて「偲ぶ会」を開くことで、知人・友人とのお別れの場を設けることができます。

生活保護受給者の直葬(葬祭扶助制度)

生活保護を受給している方が亡くなった場合、「葬祭扶助制度」を利用して自己負担なしで直葬(火葬式)を行うことができます。ポイントは以下の3点です。

  • 申請タイミング:必ず火葬を行う前に、故人または喪主の住民票がある自治体の福祉事務所に申請する
  • 対応範囲:搬送・安置・棺・火葬料金の必要最低限のみ。オプションの追加は不可
  • 支給方法:葬儀費用は葬儀社に直接支払われる(喪主を経由しない)

生活保護葬に対応している葬儀社もありますので、事前に確認しておくと安心です。

直葬・火葬式の流れ

ステップ 内容 目安時間
①逝去〜搬送 葬儀社に連絡 → 病院等からご遺体を安置場所へ搬送 数時間
②安置 安置施設または自宅でご遺体を安置(法律上24時間以上) 1〜5日
③納棺・出棺 棺に納め、火葬場へ搬送。希望により読経も可能 30分〜1時間
④火葬 火葬炉の前で最後のお別れ → 火葬(約1〜2時間) 1.5〜2時間
⑤収骨 ご遺骨を骨壷に納め、受け取り。解散 15〜30分

よくある質問

Q. 直葬でもお坊さんは呼べる?

A. はい、呼べます。火葬炉の前で5〜10分程度の読経をお願いするのが一般的です。お布施の相場は3〜10万円程度。葬儀社経由で手配してもらうこともできます。ただし、「小さなお別れ葬」のような最安プランでは宗教者対応が含まれていない場合があるため、事前に確認しましょう。

Q. 直葬だと香典はもらえない?

A. 直葬でも香典を受け取ることは可能です。ただし、参列者をほとんど招かないため、香典辞退を案内するケースが一般的です。受け取る場合は、後日の香典返しの準備も必要になります。

→ 香典の金額相場はこちら

Q. 直葬の所要時間はどのくらい?

A. 火葬当日に限れば、集合から解散まで2〜3時間程度です。ただし、逝去から火葬までは最短でも丸1日(法律上24時間以上の安置が必要)、火葬場の空き状況によっては2〜5日かかります。

Q. 直葬で後悔する人は多い?

A. 「十分なお別れができなかった」「親族から批判された」という声は一定数あります。後悔を防ぐには、事前に親族の理解を得ておくこと、そして必要であれば後日「偲ぶ会」を開く計画を立てておくことが有効です。

Q. 生活保護の場合、直葬費用はいくら?

A. 葬祭扶助制度を利用すれば、自己負担は原則0円です。自治体が搬送・安置・棺・火葬料金の必要最低限の費用を負担します。ただし、必ず火葬前に申請する必要があります。事後申請は原則認められません。

Q. 直葬の服装マナーは?

A. 火葬場での最後のお別れとなるため、黒を基調とした準喪服が基本です。ただし、ごく親しい家族のみの場合は「地味な平服」でも問題ないケースが多いです。

→ 葬儀の服装マナー総まとめ

まとめ — 直葬で本当に費用を抑えるために

直葬の葬儀社選びで最も大切なのは、「プラン料金の安さ」ではなく「追加費用が発生しにくい設計かどうか」です。

安置日数、搬送距離、仏具の有無——この3つの条件を各社で比較すれば、「見かけの安さ」に惑わされず、総額ベースで本当に安い葬儀社を見つけることができます。

この記事のポイント

  • 直葬のプラン料金相場は10〜20万円。ただし火葬料金は別途かかる
  • 「最安プラン」は仏具が省略されていることが多い。必要なサービス込みの総額で比較する
  • 安置日数3日以上含まれているプランが安心(冬場の火葬待ちリスクへの備え)
  • 公営火葬場を利用できれば、総額を大幅に抑えられる

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